みかん肌を改善するのに必要以上の保湿は必要なかった!?

みかん肌の改善には「保湿」が大前提にありますが、その保湿をやりすぎると逆効果になる場合があります。どんなことでも、やりすぎはよくありません。みかん肌には欠かせない保湿。うまくコントロールできるようにしていきましょう。

 

保湿しすぎるとターンオーバーが狂う

みかん肌の原因は、毛穴の開きやニキビ跡など原因は複数ありますが、原因は何にしろターンオーバーのサイクルを正常化させて、新しい皮膚の再生を促すことが基本です。そして、そのターンオーバー正常化には保湿が欠かせないというわけなのですが、ある実験で意外なことがわかりました。

 

保湿ケアを念入りにしているAさん40歳

  • 保湿ケアを念入りにしているAさん40歳
  • どこから見ても顔中しわくちゃのBさん89歳

この2人を比べてみると、肌水分量が多かったのはなんと89歳のBさんでした!Aさんは、朝は石けんを使わずに水洗顔。その後、精製水で水分パック。化粧水を入念にすり込み、次は乳液、クリームをマッサージしながらすりこむという、一見とても理想的と思えるほどのケアをほどこしていたのになぜなのでしょうか?

 

原因は保湿のしすぎだったことがわかりました。

 

保湿をしすぎると、肌は余分な水分を外に出そうとする力が働きますので、水分が肌から出て行ってしまいます。また、保湿をしすぎると逆に肌自身の保湿機能が低下してきます。過保護になっている状態ですね。肌も怠けるわけです。

 

保湿機能が低下すると、角質がそれを補おうと新しい細胞をどんどん作るので、ターンオーバーが理想的な28日周期よりも早くなり、ターンオーバーが狂い始めます。そして、若い角質が大量生産されるようになります。この若い角質細胞にはセラミドを作る能力がありません。こうして肌全体からセラミドがどんどん減ってしまい角質がすかすかの状態になります。

 

水分を保つセラミドが減ってしまうと、いくらヒアルロン酸などの保湿成分を補っても水分が飛んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。保湿ケアをし続けてきた40歳のAさんの肌はなんと乾燥していたのです。

 

一部の保湿成分はニキビを悪化させる

保湿成分の代表格は、グリセリンです。保湿化粧品のほとんどすべてに含まれています。しかし、このグリセリンがニキビの原因となる『アクネ菌』のエサになることが、最近の研究でわかってきました。しかも、グリセリンは、毛穴を開かせる作用まであります。

 

みかん肌の場合、そもそも毛穴が開いて困っているのに、さらに開かせるなんてことに・・・。ニキビ跡で困っているのに、新たにニキビを作らせることに・・・。成分表示を確認して、できるだけ、グリセリンフリーの化粧品を探して使うようにしましょう。

 

先に解説したように、過剰な保湿はみかん肌には必要ありませんが、適度な保湿は当然必要です。みかん肌の人は、グリセリンではなく、BGという保湿成分が入ったものを選びましょう。こちらも、グリセリンと同じぐらいよく保湿成分として使われいてるものですので手に入りやすいです。

 

肌本来の保湿能力が一番の保湿剤

肌本来の保湿力を意識する

化粧品の保湿剤は、肌の保湿能力で足りない部分を補うために、使うのが基本です。

 

Aさんのように、化粧水、乳液、クリーム・・・などといったように買い揃える必要はなく、肌自身の保湿能力を高めるために大切なのは、良質な洗顔石けんと、保湿力のある化粧水が一本、蒸発を防ぐオイルやクリームが少しあれば、それで十分なのです。あとは、肌の保湿能力がカバーしてくれます。

 

この中で特に大事なのが洗顔石けん。きちんとした洗顔石けんで洗顔ができていないと、せっかくの化粧品の保湿剤も肌の中に入っていかないからです。

 

化粧品の保湿力に頼るのは、特に乾燥が激しい日、季節の変わり目や、生活が乱れている時、最近ちょっと疲れているなという時。ストレスがあるときにも、肌のバリア機能が低下するので、保湿力の高い化粧水を多めにつけるなど、こういうときに化粧品の力を頼ってみるといいですね。

 

乾燥が原因で毛穴が開いている場合はこちらをチェック!
毛穴の開きが原因のみかん肌対策

 

ページ概要

みかん肌、凸凹肌、ニキビ肌・・・その原因は肌が乾燥してしまっているから。確かに肌が乾燥することから様々な肌トラブルに繋がります。ですが、だからといって保湿するのが大事!というワケでは実際ありません。保湿ジェル、保湿美容液、保湿クリーム・・・必要以上に保湿をしても肌にほとんど効果はありません。それどころか肌本来が持つ保湿力を低下させることにも繋がります。肌は本来汗と皮脂が分泌され、乾燥から身を守っています。正常なお肌であれば肌は乾燥することもなく美しい状態なんですね。乾燥気味の肌であれば保湿することは重要です。例えばエアコン、ファンヒーター等で乾燥する環境にいれば、どうしても肌が乾燥しがちだから。ですが、必要以上の保湿成分を肌に塗ることは逆に肌本来が持つ保湿力を低下させてしまう原因になります。重要なことはターンオーバーを正常にし、肌本来が持つ保湿力を整えること。環境によって乾燥対策は必要で、不足分を化粧水やクリームで保護することも必要ですが、もっとも重要なのは正しい洗顔方法を守る事です。そしていい洗顔石鹸を使うこと。正しい洗顔方法やおすすめの洗顔石鹸をチェックしてみてください。